GOLD-ゴールド-

作家名: 光崎圭
出版社: 秋水社
500ポイント
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あらすじ/作品情報

両親のケンカが絶えない中流家庭に育った玲子は、エリートと結婚することを夢見て、英会話を習いエステに通って自分磨きに努力してきた。銀行の支店長夫人になる日が目前に迫った夜、幼なじみの貴広から「ずっと君だけを見ていた」と告白され戸惑う。車の修理工である彼は、玲子にとって運転手として夜遊びの帰りに呼びつけるだけの男だ。そして、最後のプレゼントだと小さな箱を渡され「おまえ、ずいぶん前に欲しがってただろ。ゴールドの指輪」。玲子が夫になる男と本当に愛し合っていると聞き安心したのだ。ところが後日、彼女を妬む同僚から、支店長が玲子を選んだ理由は、事故で亡くした婚約者に似ているからだと聞かされ――!?

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